2025年2/20(木)~4/29(火)までリビングデザインセンターOZONE館内で開催する展示【OZONE New Item Exhibition】を開催。OZONE館内 15ショールームが2024年に開発、製造、販売を始めた製品を、各社の技術力や開発ストーリーにも焦点を当てて展示しています。
今回は、「UNIWOOD×Aria&Aura / Woodworks(5F)」のタイプスレンダー(片引き)をご紹介します。

OZONE New Item Exhibition
2024年開発・製造・販売をスタートした、新しい建材やプロダクト、家具、雑貨など、今注目のアイテムを一堂にご覧いただけます。
会期:2025年2月20日(木)~4月29日(火)
会場:4F 特設会場
スタイリッシュな木製サッシ「タイプスレンダー(片引き)」の滑らかな操作性を体験


2014年の設立以来、木の魅力を最大限に活かした上質なプロダクトを提供している「Aria&Aura」は、木材・建具・家具メーカーが結集して生まれた日本のブランドです。今回の新作展示会では、その協働企業の1社であるユニウッド株式会社が、スタイリッシュな木製サッシ「タイプスレンダー(片引き)」を発表しました。
「タイプスレンダー(片引き)」は、木製サッシの外観をよりスタイリッシュにしてほしいという要望に応えて開発されました。従来の製品と比べて、木枠の正面部分にあたる框見付けの幅は92㎜から62.5㎜と大幅にスリム化を実現。同時に、枠の内側にあたる見込みの幅は、トリプルガラスにも対応できるように56㎜から68㎜と拡張しました。框に使用しているカナダ産の米松は、針葉樹ならではの優れた耐候性があり、塗装の仕上がりも美しいことから、木の風合いを生かした心地いい空間を演出してくれます。
気密性を左右する重要な要素である金具は、ドイツのグレッチウニタス社製のヘーベシーベ金物を採用しました。耐久性に優れた同社のヘーベシーベは、ジャッキアップ、ジャッキダウン機能により、気密パッキンの摩擦抵抗を軽減し、最大400㎏の重い引き戸も驚くほど軽やかに開閉することができます。
これまで加工の容易さや軽量性からアルミサッシが主流でしたが、アルミ素材は熱伝導率が高く熱を逃がしやすいため、断熱性や気密性が求められる現代の住宅では必ずしも最適とはいえませんでした。一方、木は熱伝導率が低いため、断熱性や防露性に優れた性能を発揮します。また、木製サッシは框のサイズが調整できるので、耐風圧性能を維持しながら、大開口の窓にも柔軟に対応できます。
商業施設や宿泊施設、別荘など、パノラマビューを最大限に活かしたい大開口の窓には最適の木製サッシです。そのスレンダーな外観とヘーベシーベによる軽くて滑らかな操作性は、新作展示会場でぜひ体感してください。