フルオーダーを含むハイエンドなシステムキッチンの提案を行っているリビングデザインセンターOZONE 6Fのショールーム【INTENZA by INFILL】。「収納力」を核とした使い勝手の良さと、高級感あふれるデザインによるスタイリッシュさとのバランスに気を配った数々のシリーズが用意されています。INTENZAのブランディングと新商品に込めた思いについて、空間のトータルプロデュースをする株式会社インフィルにお話を伺いました。

リビングデザインセンターOZONE 6F【INTENZA by INFILL】
―『A'dress』シリーズが目指す「用と美」の調和
「INTENZAのスピリットを象徴しているのが、ハイグレードモデルの『A'dress』シリーズです。キッチンを検討されている一般のユーザーにも分かりやすいよう、収納力とデザイン性の両立を「address(収納の住所)+dress(ドレス・正装)」というネーミングに象徴させた、私たちオリジナルのキッチンです。」と話すのは株式会社インフィルの商品開発担当者。
ストック食材、食器、カトラリー(フォークやスプーンなど)、鍋やフライパン、ユーテンシル(お玉やフライ返しなど手持ちの調理道具)など、キッチン周りにあふれる混沌としがちなモノたち。その各々に住所=アドレスを与え、そこから使いやすさ、片づけやすさ、美しさを創り出し、それを「暮らしやすさ」につなげていく。その大前提となる十分な「収納力」を持とうというのが『A'dress』シリーズの基本的な考え方です。しかし、ただ単に大容量の収納を備えたり、「調味料のための引き出し」など、あらかじめ決めこんだ機能を持たせるだけではうまくいかないことも……。
「キッチンの使い方や理想像は本当に多様です。ユーザーによっては『収納する場所』を強制されたくない、と感じている方もいらっしゃいます。こちらで使い方を決めてしまうのではなく、余裕とフレキシビリティを持った収納スペースを用意し、ユーザー自身の創造性も尊重しながらきっかけやヒントを提供する…… そういうスタンスを大事にしています。その着地点は設計段階での密な対話の中で磨きこんでいくことが大切ですね。」(インフィル)
―魚好きな開発者のアイデアから生まれた「Stretch Sink」
INTENZAのキッチンのもう一つの大きな特徴とも言えるのが「Stretch Sink」の存在です。これはカウンターとシンクの中間領域に調理スペースを配置した新発想設計のシンクの名称。カウンターの天板とほぼ同じ高さに、レールを配した水を扱える作業台を備え、まな板を置いたり、野菜を洗ったり、肉や魚などの生もの置き場にしたりなど、様々な用途に活用できるというものです。
「魚をさばいた後の生臭さ、片づけの大変さなどが気になっていた魚料理好きなスタッフのひらめきから生まれたINTENZA独自の商品です。まな板をレール上に置けるので接地面を気にせずに両面が使え、全体に水を流せるので匂いや生ゴミも簡単に洗い流すことができます。天ぷらや製パン・製菓など、粉を扱う作業の場所としても最適です。」(インフィル)
食器用洗剤が残っていそうなシンクで野菜を洗う、あるいは、野菜の泥を落としたままのシンクでパスタの湯切りをするなど、気になりながらも目をつぶってしまっていた衛生面での心配事が誰にでもあるはず。これらはシンクとカウンターをめぐる作業工程の重なり合いや衝突から起きていたこと。ドライにもウェットにも使える「Stretch Sink」は、シンクとカウンターの間の緩衝地帯をキッチンに持ち込むことで、このコンフリクトを解消へと導こうと提案しています。こうした考え方もやはり、モノたちに「居場所」を与えて使いやすさを創造するという、『A'dress』シリーズの基本概念と通底していると言えるでしょう。

様々なアイデアが盛り込まれた調理スペース「Stretch Sink」
株式会社インフィルは、石川県金沢市に本社を置き、創業90年以上の歴史を誇る三谷産業株式会社のグループ企業です。また、関連会社には高級浴室ブランド「JAXSON」やオーダーメイドシステムバス「BAINCOUTURE」を展開する企業なども含まれています。東京・西神田のショールームでは、これら関連会社の製品やサービスを統合的に展示しており、住空間全体をイメージしやすい環境が整えられています。ぜひ、OZONEとあわせて商品選びや情報収集にお役立てください。
―メーカーよりメッセージ
ブランドコンセプト「"Time-Joy"……時を楽しむ喜びを」INTENZAはその想いで商品づくりをしています。
調理道具を片付ける時の楽しさ、朝の洋服を選ぶワクワク感、家族との団欒、好きな食器を眺めている時間……
私たちは、"時間"を楽しむことができる住環境を提供する"ライフスタイルメーカー"です。個々の生活の中にある美意識は時間を経て研ぎ澄まされていきます。永く使っていただくためにも、洗練されていながらライフスタイルに寄り添った生活に彩りを灯す商品を提供し続けます。
※文中敬称略
※2025年3月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございます。