SDGsの目標実現のために、「エシカル消費」(人・社会・地域・環境に配慮した消費行動)が注目され、住まいにおいても新たなものづくりが始まっています。
リサイクル材の使用や、国産材の活用、伝統工芸を取り入れるなど、企業のサステナブルな取組みは様々。
OZONEでは、環境や社会に配慮しながら、住む人にもやさしく心地よい製品、デザイン性にも優れた製品にスポットを当て、2回に分けてご紹介します。
― デザインで選ぶサステナブル建材
無垢材のプロであるマルホンから、環境保全を前提に森林管理された木材に付与される「FSC認証」の天竜スギのフローリングをお届けします。
温暖な環境でまっすぐ成長した天竜スギは、他にはない長尺のフローリングに仕立てることが可能。杉の木特有の温かみと豊かな香りを楽しむことができ、寝室などリラックスしたい場所におすすめです。
マルホン東京ショールーム MOKUZAI.comの詳細はこちら
インテリア向けの西陣織の新ブランド「KYOGO」の織物を、合わせガラスに仕立てたファブリックガラス。モダンで高級感の感じられるデザインは、部屋のパーティションやテーブルに利用することで、上質な空間を演出します。地域に根差した伝統工芸を取り入れ、よいものを長く使う、無駄のないものづくりを目指しています。
GLAS LUCE×SmartHomeの詳細はこちら
杉材に塗ることで、赤みを消して、雨、紫外線から木を守る高機能木部塗料です。強度があるため、主に構造で使用されてきた杉の赤身材を、一回塗りで無垢の白太材のように見せることができ、これまで敬遠されていた仕上げ材としても利用することが可能に。クリア塗装では難しかった屋外での耐候性も高まり、国産の杉の用途の幅が広がります。
(株)シオンの詳細はこちら
再生材料の割合や安全性を定めた「グリーン購入法」に適合するタイルを製造し、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を経て廃棄するなど、環境問題に積極的に取り組むSWANTILE。天然石がモチーフの床・壁用タイルは、汚れに強く、小ぶりなサイズながら重厚な雰囲気があり、玄関や室内外の中間エリアなどにおすすめです。
SWANTILE東京ショールームの詳細はこちら
自分らしく日々の暮らしを楽しみながら、持続可能な未来に向けて行動を始めてみませんか。
※2022年10月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございます。