子供たちが独立するなど、シニア世代のご家庭に訪れる暮らしの変化。
これからはコンパクトに、そして自分たちらしく暮らしを楽しみたいですね。
今回ご紹介するのは、2020年に新築された二世帯住宅の親世帯の住まい。イタリア家具ならではのカラーコーディネートや、OZONEショールームの機能的な家具を取り入れて、心地よいご夫婦の暮らしを実現しました。
これからの2人住まいのヒントがたくさん詰まったお宅をご紹介します。
― アートのようなガラスが玄関でおもてなし。
玄関を入るとすぐ目に入るのが、美しいデザインが施されたプリントガラス。
こちらは、OZONE6FのショールームSTYLE GLASS 東京ショールームの製品です。
施主のMさんは、第一印象を決める玄関の間仕切りとして、目隠しによく使われる木製の格子ではなく、あえてインテリアを見せるガラス素材を選ばれたそう。
こうしたガラスは、商業施設や水回りのスペースで見ることはありますが、住宅の玄関に使用するのは新鮮。
空間が広く見えるだけでなく、ガラスを通して見える景色は透明感があり、心を和ませてくれるそうです。
プリントのカラーに白を選ぶことで、奥のキッチンやインテリアとの統一感が生まれ、ガラスの間仕切りが違和感なく溶け込んでいます。
STYLE GLASS 東京ショールームの詳細はこちら
※本ショールームは2024年7月30日(火)にクローズしました。
― カラーコーディネートの工夫で空間を広く。
床材は落ち着きのあるウォールナット、天井・壁面は空間の広がりを感じるホワイトが基調。真っ白ではなく少し色の入ったホワイトにすることで、目にやさしくやわらかな印象に仕上げています。
カーテンは、床と天井の中間となるカラーを選び、床・壁・天井につながりを持たせているのだそう。
家具もホワイトを基調にしながら、イタリアンカラーのグリーンとレッドのダイニングチェアがアクセントに。
大人のあそび心を感じさせる、イタリアらしいコーディネートが随所に散りばめられています。
― イタリア家具の機能と使い心地を楽しむ。
イタリアの家具や暮らしに造詣が深いご主人によると、古い建物が多く、増改築が難しいイタリアでは、限られた空間で暮らすための工夫がたくさんあるのだそう。
そんな使い心地と機能性にこだわったインテリアは、日本の暮らしにもフィット。ご自宅に取り入れて、暮らしの中でその機能美を楽しんでいます。
壁一面に取り付けたシステム収納は、OZONE5Fのショールームモービレ モービリで取り扱っているサンジャコモ社製。ご希望のサイズや仕様に合わせてオーダー可能で、ご夫婦は中にハンガー掛けや棚を作り、衣類や小物をすべて収納しています。
中央に設置したテレビパネルは、見る場所に合わせて角度を調整でき、実用性抜群。
内部にはお仏壇のスペースもあり、朝のお参りの時にはオープンに、それ以外の時は閉じておけるので生活感を感じさせません。
ダイニングテーブルは、モービレ モービリの中でも、優れた機能に定評のあるアルタコム社製。エクステンション式で、ご夫婦2人の時はコンパクトに、人数が増えた時は簡単に拡張できます。
カラーが映えるコーロス社のスプリット サイドチェアは、軽量でスタッキングでき、座面のマット加工ですべりにくく座り心地も快適。
また、ソファはあえて大きなものを選ばず、1人掛けタイプを2脚置き、来客用としても活用しています。
モービレ モービリの詳細はこちら
※本ショールームは2024年10/27(日)でクローズとなりました。
― 畳を一角に取り入れて、くつろぎのスペースに。
畳の感覚が好きで、ごろんとできる場所がほしかったと言うご主人。
和室を作るとまでいかなくても、畳ベッドを2台並べて置くことで、広々とした畳のくつろぎスペースを実現しました。畳ベッドは、OZONE6Fのショールーム飛騨フォレスト 新宿の製品です。細かなカスタマイズができ、フレームの木材は床と合わせてウォールナットを選択。跳ね上げ式の収納を付けて、布団類をすべて収納できる仕様にしました。
普段は小上がりとして使用し、お孫さんが来た時はおもちゃを広げて遊ぶお気に入りの場所だそう。夜は中に収納した布団を敷いてご夫婦のベッドに。限られたスペースを有効に活用するアイデアが、ここにも詰まっています。
飛騨フォレスト 新宿の詳細はこちら
※2022年3月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございます。