※イベント会期が2023年8/29(火)まで延長となりました。
徳島県では、毎年7月を「とくしま藍推進月間」と定め、様々なイベントを通して、藍の魅力発信に取り組んでいます。
さらに、7月24日は「とくしま藍の日」。国内外に向けて藍の魅力を発信するため、「とくしま藍の日及び徳島県の色を定める条例」を制定し、徳島県民への藍に対する関心と理解を深め、徳島県の藍に関する文化の継承及び産業の振興を図っています。
7Fショールーム blue²@Tokushima LED∝藍では、このたび「藍推進月間」企画として「Modern藍染展」と題し、現代に合わせてアレンジした徳島製の藍染製品を集めて展示します。
藍染の涼やかさや濃淡の美しさを身近に取り入れ、夏の暮らしを楽しんでみませんか?
※展示内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※やむを得ない事情により、中止または延期とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

KIYOMIZU(西部木工)
藍で染めた徳島杉を天板の下に用い、伝統的な木工技術で金物を一切使わず、木組みだけで構成しているオーダー家具。この井桁シリーズのテーブルは、京都・清水寺の迎賓殿に奉納されています。

阿波藍の眼鏡(S&Fアソシエイツ)
眼鏡ブランド「Fascino Ribelle」の本藍シリーズは、徳島の藍で染めた阿波和紙をフレームにあしらった商品。鯖江の眼鏡作りの技と阿波の藍を融合した、これまでにない眼鏡です。

MIYRI 遊山箱[藍シリーズ](工房フローラ)
古来、徳島でお弁当箱として親しまれてきた「遊山箱」が、郷土の一流職人の手で美しい工芸品に。藍色の扉を開くとあらわれる白磁のお重は、大切なものを入れる手箱としてもお使いいただけます。

藍デザインコンクリート(株式会社リテラス)
天然藍と欧州次世代コンクリートMORTEX®を組み合わせたコンクリート。独特の深い色と、藍染めのような濃淡が美しく、建築 ・内装からインテリア・家具まで様々なシーンに彩りを表現します。
連動展示
「四国大学 Blue2@Tokushima プロジェクト」紹介展

美馬和傘
四国大学は、徳島県の「阿波藍」と「青色LED」の二つの地域資源に磨きをかけ、新たな担い手を育成するために、2017年度に「文部科学省・私立大学研究ブランディング事業」を、さらに2018年度には「徳島県地方大学・地域創生事業」による助成を受け、Blue2@Tokushimaプロジェクトとして、「阿波藍」と「LED」の新たな価値を創造し、その魅力を発信する活動・研究を行っています。
今回の展示では、藍染の原料である蒅(すくも)の生産の様子を描いた絵巻とその解説、学生が卒業制作で制作した藍染した阿波和紙を使った美馬和傘の展示、染料成分であるインディゴを特殊な方法で藍墨にして学生が揮毫した書を展示します。
■事業紹介
四国大学研究ブランディング事業(SUBARU事業:Shikoku University Brand Accumulation as Research University)
「阿波藍」の新たな価値創造を目指した文化的・科学的研究及びその魅力発信・人材育成拠点(藍の知の拠点)の構築を目指す。
徳島光・アート教育人材育成事業(T-LAP:Tokushima Light Art Project)
光・LED拠点-徳島のイメージ定着や新たな光分野事業の創生、更には地域関連産業の活性化を目指す。
■展示内容




・蒅(すくも)づくりを描いた絵巻の解説パネル
・蒅、藍葉(乾燥品)の展示
・藍染和紙を使った美馬和傘
・高純度沈殿藍からつくった藍墨で揮毫した「書」と「うちわ」
・藍染「風呂敷」、「長尺布」
・藍布とLEDを使った行灯
・タデアイ水耕栽培キット
・ミニプロジェクターを使ったプロジェクションマッピングの実演
・プログラミング教材「SPACEBLOCK®(スペースブロック)」の体験
・事業紹介映像
・各事業の紹介パネル