東京・新宿の廃校の小学校に開設した「東京おもちゃ美術館」の館長として、木育の推進や、「ウッドスタート宣言」「木育サミット」など、様々な取り組みを行ってきた多田千尋氏をゲストに迎えて、セミナーを開催します。
多田氏は、「生涯を通じて生活に木を取り入れる活動、そのすべてが“木育”」という考えのもと、分断されがちな人や社会をつなぎなおす方法として、木とふれあえる生活を提唱しています。2008 年には、東京おもちゃ美術館の経営が評価され、経済専門誌で「日本の社会起業家30 人」の一人に選出されました。また、おもちゃと遊びの文化を全国に広めるため、地域ならではの自然と文化の魅力あふれる「姉妹おもちゃ美術館」を、東京おもちゃ美術館監修のもと全国に設立。すべての姉妹おもちゃ美術館では、内装、遊具やおもちゃにも地域材を使用し、観光施設としても機能しています。
今回のセミナーでは、「『木育』は幼児だけのものじゃない。都市と田舎、大人と子ども、いろいろな人と社会をつなげていく」と唱える多田氏に、全国に広がるおもちゃ美術館16年の軌跡についてお話しいただきます。
会場にお越しいただいた方には、セミナー後に質問タイムや名刺交換の時間も設けています。
ぜひご参加ください。
＜このような方々におすすめです＞
・木育・生涯教育に興味がある方
・環境貢献、福利厚生のご担当の方
※やむを得ない事情により、中止または延期とさせていただく場合がございます。
※画像はイメージです。
登壇者
東京おもちゃ美術館 館長
多田 千尋
＜プロフィール＞
1961年東京都生まれ。明治大学法学部卒業後、モスクワ大学系属プーシキン大学に留学し、幼児教育、児童文化を学ぶ。
2008年、東京・新宿の廃校の小学校に開設した「東京おもちゃ美術館」の経営が評価され、経済専門誌で「日本の社会起業家30人」の一人に選出される。
専門は、福祉文化、アクティビティケア、世代間交流。
早稲田大学、お茶の水女子大学元講師。
現在、
NPO法人芸術と遊び創造協会 理事長
東京おもちゃ美術館 館長
高齢者アクティビティ開発センター 代表
著書は、『赤ちゃんからはじめる木のある暮らし』（幻冬舎）、『はじめての木育』、『木育おもちゃで安心子育て』、『遊びが育てる世代間交流』（黎明書房）など多数。
モデレーター
株式会社HAGISO代表取締役
建築家/一級建築士
MOCTION設計デザイン（施設・家具）
宮崎 晃吉
＜プロフィール＞
1982：群馬県前橋市生まれ
2006：東京藝術大学大学院修士課程修了
2008：磯崎新アトリエ勤務
2013：設計事務所 HAGI STUDIO開設
2022：株式会社HAGISO 代表取締役
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