リビングデザインセンターOZONEでは、末光弘和+末光陽子 / SUEP.によるトークイベントを開催します。SUEP.は「自然との共生」をテーマにした建築デザインを目指し、建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけ、活動しています。
風・熱・水など自然環境の働きやシステムをシミュレーションしながら、現代の生態と建築とが融合しながら住みやすく、快適に生きるためになすべきことを考え、社会への喚起をおこなっています。
ミドリノオカテラス(2020年竣工、SUEP.設計)では、「緑をともに育てる」ことで生まれる新しいコミュニティのあり方が提案されています。人だけでなく、植物や鳥なども含めた生態系として捉えた時、どのような建築が生まれるのでしょうか?
本トークイベントでは、これまでシェアハウスなど建築とコミュニティについて様々な作品を発信されてきた猪熊 純氏と、その可能性や今後の展望などについてお話いただきます。
※本セミナーは、来館もしくはオンラインで受講いただくことが可能です。
※やむを得ない事情により、中止または延期、開催方法の変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。
本セミナーはCLUB OZONE プロフェッショナル会員限定です
建築設計、インテリアデザイン等の仕事に携わる個人および学生を対象とした「CLUB OZONE プロフェッショナル」会員の方のみがご参加いただけるセミナーです。「CLUB OZONE プロフェッショナル」に未入会の方は必ず申込前にWEBにて入会手続きをお願いいたします。
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東京と福岡を拠点に国内外で活動する建築家ユニットSUEP.(スープ)。地球環境をテーマに掲げ、風や熱などのシミュレーション技術を用いて、資源やエネルギー循環に至る自然と建築が共生する新しい時代の環境建築デザインを手がけている。
末光 弘和(建築家 / SUEP.共同主宰 / 九州大学准教授)
1976年愛媛県生まれ。1999年東京大学卒業。2001年同大学大学院修了。2001-06年伊東豊雄建築設計事務所。2007年よりSUEP.主宰。2009-11年横浜国立大学Y-GSA設計助手。2020年より九州大学大学院准教授。
末光 陽子(建築家 / SUEP.共同主宰)
1974年福岡県生まれ。1997年広島大学卒業。1997-2003年佐藤総合計画。2003年にSUEP.を設立。2018-22年昭和女子大学非常勤講師。
主な受賞に第27回吉岡賞(2011年)、第29回芦原義信賞(2019年)、2018年度グッドデザイン賞金賞など。主な作品に「淡路島の住宅」(2018年、兵庫県)、「九州芸文館アネックス1」(2013年、福岡県)※1、「ミドリノオカテラス」(2020年、東京都)など。現在「百佑オフィス」 (台湾)※2、「SOLSO FARM OFFICE」(2022年、神奈川県) ※3などが進行中。
※1:日本設計と共同設計 ※2:RHTAAと共同設計 ※3:SOLSOと共同設計
1977年神奈川県生まれ。2004年東京大学大学院修士課程修了。2006年まで千葉学建築計画事務所勤務。2007年成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。2008−2020年首都大学東京助教。2020−2021年東京都立大学助教。2021年より芝浦工業大学准教授。
代表作に「LT城西」「柏の葉オープンイノベーションラボ」「豊島八百万ラボ」「ソウルメトロ・ノクサピョン駅デザイン改修」「ナインアワーズなんば駅」など。
主な受賞に2015年日本建築学会作品選集新人賞、JID AWARD 2015 大賞、第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 出展 特別表彰。
著書に、『シェアをデザインする』、『シェア空間の設計手法』。