国産木材を使用した住まいづくりの魅力に触れてみませんか?
この度、東京都が運営する「国産木材の魅力発信拠点 MOCTION」では、各地と連携して、地球にも人にも優しい国産木材を使用した住まいづくりについてのセミナーを開催します。
第1弾の今回は、林業からプレカット加工までを自社で一貫して行う株式会社山長商店の迫平 隆志氏、そのプレカット製品を利用する株式会社みらいテクノハウスの鈴木 頼洋氏、そして建築から箸置きまで生活に関わる全てのデザインを手がけ、現在は日本全国のものづくりの現場を駆け回り地域との恊働を続けるデザイナーの小泉誠氏をお招きし、それぞれの経験と実績に基づいて、木の家づくりや、これからの家づくりにおける国産木材の可能性について語り合っていただきます。
セミナー後には、質問タイムや名刺交換、簡単な相談会のお時間も設けています。
貴重な機会ですので、家づくりを考えている方はもちろん、地域材を使って地場産業を6次産業化したい方も、ぜひご参加ください。
※やむを得ない事情により、中止または延期とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
登壇者
小泉 誠(Koizumi Studio 家具デザイナー)
1960年東京生まれ。木工技術を習得した後、デザイナー原兆英と原成光に師事。1990年Koizumi Studio設立。2003年にデザインを伝える場として「こいずみ道具店」を開設。建築から箸置きまで生活に関わる全てのデザインを手がけ、現在は日本全国のものづくりの現場を駆け回り地域との恊働を続けている。2015年には「一般社団法人わざわ座」を立ち上げ、手仕事の復権を目指す活動を開始。
武蔵野美術大学名誉教授、多摩美術大学客員教授、2012年毎日デザイン賞、2015年日本クラフト展大賞、2018年JIDデザインアワード大賞、IF DESIGN AWARD 2023など国内外の受賞多数。
迫平 隆志(株式会社山長商店 取締役 企画部長)
大阪府東大阪市生まれ。大学卒業後、住宅専門商社へ入社、関東の勤務地へ配属。
2007年11月から山長商店へ転職後、製材工場、検査検品ラインなどを経て2010年より営業、2013年1月から経営企画室室長、2018年1月から現職。
本業である住宅向けの木材販売を行う中で、地元の素晴らしい資源である木材(紀州材)が認知されず、活用されていない現状を打破したいと考え、有志で構成した『木の国わかやま木育キャラバン実行委員会』の一員として、和歌山県内で木育(もくいく)を広めている。また、地元の高校生らと「木の国わかやまプロジェクト」で商品開発やワークショップなどを一緒に取り組み、生産者と消費者をつなぐ活動を精力的に行っている。
鈴木 頼洋(株式会社みらいテクノハウス)
静岡県賀茂郡西伊豆町生まれ。株式会社みらいテクノハウスの会社立ち上げにも加わり、入社、創業と共に27年目。専用住宅、賃貸併用住宅、共同住宅、木造耐火建築等、新築の注文建築や、耐震補強、フルリノベーション等、主に在来工法の建物建築に携わる。