長年に渡り北欧の暮らしやデザインについて日本に伝えてきた第一人者である島崎信先生と、北欧・デザイン・インテリア・手仕事などに関する執筆・撮影、講演、プロデュース等を中心に活動中の萩原健太郎さんが講師を務める、これから家づくりを考える方におすすめのクロストークセミナーシリーズ第2弾を開催します。
(※vol.1「20年後を見据えた住まいづくり 」の様子を2022年7/17(日)まで再配信しています。
ぜひご視聴ください。)
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今回のテーマは「民藝の巨匠たちから、住まいづくりを学ぶ」。
“民藝”とは民衆的工芸の略で、無名の職人の手でつくられた生活用具の中でも実用性と美しさを兼ね備えた工芸品を指します。
さらに、大正末期に思想家・美術評論家の柳宗悦らにより、民藝の品々の価値を認め、守り、育てるという民藝運動が展開され始めました。
・民藝運動の父、柳宗悦
・医師であり、民藝のプロデューサーでもあった吉田璋也
・京都を拠点に活動した陶芸家で、柳の右腕的存在であった河井寛次郎
…といった民藝の巨匠たちの家や調度品などを切り口に、彼らがどんな家で・どのように暮らしていたかを掘り下げ、現代における私たちの家づくりとの相違について考えます。
また、現在も見学できる彼らの住居など民藝に関連するスポットの紹介も。
彼らの暮らしぶりを感じ取り、これからの自分たちの住まい方を想像してみてください。
※やむを得ない事情により、中止または延期とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
- 島崎 信(Makoto Shimazaki)
1932年、東京都生まれ。
56年、東京藝術大学卒業後、東横百貨店(現東急百貨店)家具装飾課入社。
58年、JETRO海外デザイン研究員として日本人ではじめてのデンマーク王立芸術アカデミー研究員となり、60年、同建築科修了。
帰国後、国内外でインテリアやプロダクトのデザイン、東急ハンズ、アイデックの企画、立ち上げにかかわるかたわら、武蔵野美術大学工芸工業デザイン科で教鞭を取る。北欧やデザインに関する企画やセミナー、著作などを数多く手がける。
武蔵野美術大学工芸工業デザイン科名誉教授。
北欧建築デザイン協会理事、日本フィンランドデザイン協会理事長、公益財団法人鼓童文化財団特別顧問、有限会社島崎信事務所代表。
- 萩原 健太郎(Kentaro Hagihara)
ライター・フォトグラファー。
1972年生まれ。大阪府出身。関西学院大学卒業。
株式会社アクタス勤務、デンマーク留学などを経て2007年独立。
東京と大阪を拠点に、デザイン、インテリア、北欧、手仕事などのジャンルの執筆および講演、百貨店などの企画のプロデュースを中心に活動中。北欧、インテリア、民藝を中心に多くの著書がある。
日本文藝家協会会員。日本フィンランドデザイン協会理事。北欧建築デザイン協会(SADI)会員。
萩原健太郎オフィシャルサイト「Flight to Denmark」
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